平成24年度北海道ITS推進フォーラム定期総会および講演会の開催案内


■平成24年度北海道ITS推進フォーラム定期総会(開催済み)
開催日時 : 平成24年6月14日(木)14時00分〜14:30
開催場所 :札幌市教育文化会館 講堂(札幌市中央区北1条西13丁目)
内容: (1)平成23年度事業報告
(2)平成23年度会計報告
(3)平成24年度役員および幹事(案)
(4)平成24年度事業計画(案)
(5)平成24年度事業予算(案)

■平成24年度 北海道ITS推進フォーラム講演会(第1回)(開催済み)
 日 時:平成24年6月14日(木)14:45〜15:50
 場 所:札幌市教育文化会館 講堂(札幌市中央区北1条西13丁目)
 主 催:北海道ITS推進フォーラム
 参加者:59名

会場の模様
会場の模様

 講演「東日本大震災とITS」
 講 師:
 東京大学 生産技術研究所 先進モビリティ研究センター
 准教授  牧野 浩志 氏

 東日本大震災における道路交通確保とITSについて、ご講演をいただきました。

 東日本大震災では多くの道路が損壊したものの、東北地方整備局の「くしの歯作戦」により、ほぼ1週間で国道の復旧を終えました。 それにはヘリコプターで被害の概要を早急把握できたことが大きかったとのことです。災害時は刻々(発災直後30分、1日、3日、1週間)と成すべきことが 変化するため臨機応変の対応が求められます。今回は、東北地方整備局長に各種の権限代行が与えられたことがプラスに機能したとのことです。 また、支援物資や工事車両や復旧資材などの輸送において、どの道路が使えるのか把握することは極めて重要ですが、 民間の自動車会社等のITSプローブデータを活用することで、どの道路を自動車が使っているか迅速に把握できたそうです。

 一方、首都圏では首都高速が閉鎖のため大渋滞が発生し車での移動は不可能でした。また徒歩での帰宅者も途中のトイレなどの問題もあり、 結果として、会社に残ったのが正解だったそうです。また冗長性が安全保障のために必要であり、規格の高い道路は4車線必要であること (2車線閉鎖して住民が盛土上に避難した事例がある)や、緊急輸送路の確保や道路のネットワーク化を進めること。

 人の命を守る耐災(=防災+減災)という考えが必要であることなどについて具体的事例を交えてわかりやすくご説明いただきました。
     
講演の模様講演の模様
講演の模様講演の模様

■平成24年度 北海道ITS推進フォーラム講演会(第2回)(開催済み)
 日 時 :平成24年9月13日(木) 13:30〜15:35
 場 所 :札幌市教育文化会館 講堂
      (札幌市中央区北1条西13丁目)
 主 催 :北海道ITS推進フォーラム
 共 催 :北海道土木技術会道路研究委員会
 参加者 :64人

会場の模様 会場の模様
会場の模様 会場の模様

 講演1「新東名の概要とITS」
 講 師:
 中日本高速道路株式会社 本社 建設事業本部
 次世代高速チーム チームリーダー 手嶋 英之 様
 平成24年4月に開通した新東名高速道路(以下、新東名)について、ご講演をいただきました。

 新東名は、設計速度を高めた道路線形を採用し、これまで以上に安全・快適・エコな走行環境を実現していることや、新東名で投入されている技術についてわかりやすく具体的なご紹介をいただきました。

 ご説明いただいた技術は、環境負荷とコスト縮減に寄与する技術(橋脚基礎部の竹割型掘削法、コンクリートアーチ橋 等)、周辺環境と調和させる技術(地域性苗木による法面緑化、希少生物の保護対策 等)、ITS関連技術(交通情報の収集と提供、ITS技術を結集したSA・PA、ITSスポットサービス 等)、管理車両の技術(トンネル照明の清掃車両、道路落下物を走行したまま回収する車両 等)、新東名で投入された最新技術を広範にご紹介いただきました。

 また技術面のみならず運営面についてもご紹介があり、サービスエリアの工夫として、使いやすい施設配置、地域性の独自性の創出、防災拠点としての想定していること。食事はレストラン形式でなく、お客様の反応や選択がダイレクトにわかるフードコート形式にして、テナント間の切磋琢磨と創意工夫を促していることなどのご紹介いただきました。

 開通の効果として交通の変化、燃費の向上、周辺観光施設の状況の面から現時点の評価についてもご紹介いただきました。

 質疑応答では、物流の変化、EVの利用率、速度感覚支援システム、線形が良いことに起因する事故の懸念、暫定2車線の問題点などについて会場から質疑があり、活発な意見交換が行われました。
講演の模様
講演の模様

 講演2「ポロクルの先にあるもの」
 講 師:
 株式会社ドーコンモビリティデザイン
 取締役 事業部長 澤 充 様
 札幌都心部で実施されているサイクリングシェアサービス「ポロクル」について、ご講演をいただきました。

 講演では、ポロクルを通じてまちづくりのプレーヤーとして札幌を元気にしたいという設立理念とともに、平成21年4月からの登録数や利用回数の推移、ポロクルを支える情報インフラや仕組み、運営上の課題や工夫などについて、実例やデータを交えてご紹介いただきました。

 講演の中では、ポロクルが大切にしている「まちのにぎわいづくり」「環境負荷の軽減」「人にやさしい環境づくり」などのコンセプトや、ポロクルをMade in Sapporoとして発信していくことなどを熱い思いを含めてご紹介いただきました。またポロクルが創出しつつあるものとして、自転車利用マナーの向上やまちづくりを担う若い世代のことを挙げられ、ポロクルが地域に着実に根付きつつあることを実感しました。

 質疑応答では、行政からの支援、今後の展開(拠点や既存自転車道との連携)、収益性、サーバ管理、自転車やポートデザインなどについて質疑があり、活発な意見交換が行われました。

講演の模様
講演の模様


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