活動記事
ITS世界会議東京大会で発表されたトピックスの中で、今後のITSの動向として興味深いものや寒地交通に関する発表についてご紹介をいただきました。
ビッグ・データを用いた運転支援、センサー技術を活用した運転のオートメーション化、スマート・フォンを活用したシームレスな位置情報利用、運転手の状態検知と注意喚起などの既存の要素を用いた取り組みの概要についてご説明をいただきました。
多様な場面において期待されるITSの活用について、その例をご紹介いただくとともに、特に救急医療の場面での活用が目立っていることについてご説明をいただきました。
冬期道路関係のセッション・発表では冬期道路管理の効率化や日常モビリティの確保などについての国内・国外での連携や取り組みについてご紹介いただきました。
寒地土木研究所の運営する「吹雪の視界情報(ポータルサイト)」と情報提供に対する取り組みについてご紹介いただきました。
「吹雪の視界情報」では吹雪による視界状況の悪化を市町村単位で提供しており、現在の視界の状況と24時間先までの予測の状況を知ることができることについてご説明いただきました。
登録ユーザーが見ている視界の状況をサイトに投稿してもらい、利用者の間で情報を提供し合うことができる「吹雪の投稿情報」という仕組みをご説明いただきました。
今年度の取組みとして、スマートフォン向けの視界情報の提供や、メールによる視界情報の配信の予定についてご紹介いただきました。
XRAINと連携したお天気アプリ「Go雨!探知機-XバンドMPレーダー」について開発コンセプトや先進性、今後の展開についてご紹介いただきました。
「Go雨!探知機-XバンドMPレーダー」は位置情報と連動して現在地や周辺の天気をリアルタイムに知ることができるなど、これまでの気象情報の取得形態との違いや利用シーンについて実際の画面を踏まえてご説明いただきました。
XRAINについて、北海道での運用状況や全国での整備状況についてご紹介いただくとともに、従来型のCバンドレーダーからの改善点についてご説明いただきました。
XRAINの活用事例について情報提供の方法や実際の画面を交えてご紹介いただきました。
質疑応答ではアプリの仕様や今後の展開について、XRAINを活用した気象情報の提供方法や一般でのXRAINの気象情報活用について、XバンドMPレーダーの特徴や整備の方針についてなど幅広く質問が寄せられ、活発な意見交換が行われました。
ITS世界会議東京大会で発表されたトピックスの中で、今後のITSの動向として興味深いものや寒地交通に関する発表についてご紹介をいただきました。
携帯端末から得られる位置情報ビッグデータによる人の流れの把握とその活用について事例を交えてご紹介いただきました。
近年の人の流れの変化やスマートフォンの急激な普及などの背景を踏まえた、ゼンリンデータコムでの位置情報の収集やその分析の取組みについてご紹介をいただくとともに、人の流れデータが意思決定を支援する材料になるなど、その重要性についてご説明をいただきました。
実際に収集した位置情報を活用した事例として「混雑度MAP」や「流動人口統計」をご紹介いただくとともに、国勢調査と比較をしたデータの精度の高さを示していただきました。
質疑応答では個人の位置情報を収集する上でのコンプライアンスについて、実際に得られるデータとそこから推計可能な項目について、時期による流れの変化を把握するためのデータの収集についてなど様々な質問や意見が寄せられ、活発な意見交換がなされました。